成婚するにはもっとも難易度が高い40代婚活(特に男性の婚活)についてご紹介いたします。
私の夫の友人は、40代になってから本格的に婚活を開始しました。主な活動は婚活パーティー。でも、彼はもう3年も婚活を続け、そして結婚に繋がるような交際には一度も発展していません。
全くモテないわけではないんです。勝率は高くないものの、婚活パーティーに出席してカップル成立したことは何度もあります。それなのに、なぜ彼は未だに結婚できず婚活難民になっているのでしょう?
今の時代、自分の努力次第でいくらでも女性との出会いを増やすことができますよね。婚活パーティーは、一度に何人もの女性と直接知り合える、とても合理的な婚活方法です。
だけど、そこには大きな落とし穴があるんです。何度も婚活パーティーに出席しているのに、一向にお付き合いしたいと思う女性と出会えないのは、この落とし穴にまんまと嵌っている可能性大!
3年間婚活パーティーに出席し続けている夫の友人40代男性も、この落とし穴にはまっています。彼の行動は「典型的な婚活パーティー失敗パターン」です。これから1つずつ失敗パターンについて解説していきます。
目次(Contents)
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40代男性の婚活失敗パターン1:年下過ぎる女性を狙う
夫の友人は、自分は40代前半なのに、結婚相手の女性は30代前半以下から探そうとしています。実は、これが大きな婚活パーティー失敗パターンなんです。
有名人や芸能人では、40代前半で30歳前後の女性と結婚している人が多いですよね。それを見て、「40代前半、まだまだ若い女性を狙える!」と、妙な確信を持ってしまいます。婚活パーティーでは、30歳前後の女性の出席率が非常に高いので、実際その年齢の女性と知り合えるし、上手くいけばカップル成立までこぎつけることができてしまうんです。

だけど、40代前半の男性は、アラサーの年の差は10歳前後!生きた時代だって違います。すると、常識だって変わってくるんです。昔流行ったことを「あったあった!懐かしい!」と盛り上がるのも難しくなります。ジェネレーションギャップを乗り越えて結婚に至るには、相当相性が良くなければなりません。若い女性を狙うのは、ピッタリの相手と出会うハードルを自ら上げているようなものなのです。
でも、婚活パーティーでは30歳前後の女性と40代男性のカップルが度々成立します。ここに婚活パーティーの落とし穴があるんです。婚活パーティーによっては、希望の相手を第5希望まで書き込めるものもありますよね。そうすると「とりあえず書いておこう」と思った相手とカップル成立してしまうことがあります。
しかし、とりあえずカップル成立程度では、1回目のデートでお互い「何か違う」と感じて、続かない可能性がとても高いのです。それも仕方のないことですよね。10年の時代の差は簡単に乗り越えられるものじゃなありません。年の差で結婚する夫婦は、元々強く惹かれる何かを持っているものです。
年齢で女性を切り捨ててしまうのはとても勿体ないこと。じっくり話したらピッタリ合う女性がいるかもしれないのに、そのチャンスを自分から逃しているようなものなのです。
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40代男性の婚活失敗パターン2:婚活パーティーに出席し過ぎてダレてしまう
成果がなくても別の婚活パーティーに出席すれば、再びたくさんの女性と知り合えることができます。これも、婚活パーティーの落とし穴。婚活パーティーに何度も出席しているうちに、すっかり緊張感を失ってしまうんです。
夫の友人も、数えきれないくらいの婚活パーティーに出席してきました。場慣れしてリラックスできるようになるのはプラスですが、彼はそれを通り越して、「今回ダメでも次がある」と、ダレてしまったんです。
婚活は短期集中が良いと言われます。結婚相談所ノッツェ が公表しているデータでは、成婚した人の活動期間の大半が1年未満です。
■成婚までの活動期間について
成婚活動月 | 男性 | 女性 |
1~3カ月目 | 15.5% | 16.4% |
4~6カ月目 | 29.0% | 31.8% |
4~9カ月目 | 18.9% | 21.3% |
10~12カ月目 | 12.3% | 16.0% |
「出会いなんていくらでもある」と緊張感が緩むと、婚活パーティーに出席しても集中力が出ず、ただ出席するだけで終わってしまいます。そして、成果が上がらずエンドレスに婚活パーティーに出席し続けるだけになってしまうんです。
結婚は短期決戦!婚活は体力も精神力も消耗します。ダラダラと続けるのは非効率です。
40代男性の婚活失敗パターン3:自分の年齢を客観視できていない
40代前半は、残念ながらもう若くはありません。仮に即結婚して子供を授かったとして、子供が成人する頃には還暦を過ぎています。最もお金がかかる子供の大学時代に、もしかしたら定年退職をして無職になっているかもしれないんです。
だから、男性が女性の年齢を「女性は出産があるから」とシビアに考えて若い人を求めるのと同じように、女性も「子供の教育費がかかるから」と、男性の年齢をシビアに見ています。これを自覚できない40代男性が、婚活パーティーで失敗してしまうのです。
カップル成立後、女性は本格的に結婚相手として相応しいかどうかを判断し始めます。40代前半を「まだまだ若い」と考え、将来子供が成長した時の出費についても「なんとかなる」と楽観的で準備をしていないことに女性は気づくと、「危機感のない人との結婚はできない」と早々に見限ってしまうんです。
カップル成立するのに、その先が進まない場合、「女性は若さが大事。でも男性は関係ない」「女性の40代は結婚相手として年齢が上過ぎるが、男性は出産がないから40代でも大丈夫」という楽観的で無計画な考えが、女性にバレバレなのかもしれません。
結婚は生活です。本気で結婚したいなら、40代前半という自分の年齢を客観視して、人生設計を真剣に考えましょう。
40代男性の婚活失敗パターン4:自分の好みより「カップル成立できそうな女性」を狙ってしまう
婚活パーティーでカップル成立すると、独特の達成感を持つことができます。そして、それに快感を覚えると、本当の目的である結婚のことを忘れて、婚活パーティーでカップル成立することを目的としてしまうんです。
また、「せっかくお金を払って出席したんだから、カップル成立しないと勿体ない」という思考も働きます。更には、カップル成立をゲーム感覚で目指すようになります。その結果、婚活パーティーで素敵だと思える女性に出会っても、その女性からの反応が薄いと、早々に諦めて、対して興味のない女性でも、カップル成立できそうな女性に狙いを定めてしまいます。
すると、カップル成立率は高くなりますが、元々大して興味もない女性なので、相手の女性がよっぽど熱心に自分を誘ってくれない限り、自然消滅になってしまうんです。
結婚したい女性を探しているのに、自分の希望より「カップル成立の可能性」を優先するなんて、本末転倒ですよね。でも、それが40代男性の婚活パーティー落とし穴なのです。
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40代男性が陥る婚活パーティー失敗パターン まとめ
夫の友人40代前半の男性は、会うたびに婚活パーティーの話を自慢げにしてくれます。先日は「23歳の女の子とカップル成立した!」と嬉しそうでした。でも、その後デートもしないうちに自然消滅してしまったそうです。でも、「また婚活パーティーに行けば良いだけ」と、軽い感じで話していました。
男性でも40代婚活の道は険しいものです。しかし、婚活パーティーでは、その事実を見失わさせる落とし穴があります。夫の友人のように、その穴にどっぷり嵌ると、簡単には抜け出せなくなってしまいます。でも、周囲はそれに気づいても本人には指摘し辛く、気付かないままになってしまうんです。
40代は決して若くないということを肝に銘じて、婚活パーティーに出席するなら、大切に真剣に挑んでくださいね。
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