FacebookやInstagram、twitterなどのSNSで友人・知人とつながっていると時々アップされる「結婚しました!」報告の投稿。友人達は幸せのおすそ分けのつもりなのか、周りへの報告なのか、「私はあなたより幸せよ」のマウントをとりたがっての報告なのか、いろいろと思惑はあると思いますが、この「結婚しました」報告は婚活中に受けると精神的に堪えますよね。いわゆる「婚テロ」というやつです。
今回は婚活中に婚テロ被害にあった時に被害の最小限にするための対応方法についてご紹介いたします。
婚テロとは?
FacebookやInstagram、twitterやLINEなどのSNSで、「結婚しました!」と華やかな写真とともに幸せ報告を自慢げにアップすることで、婚活中の人や結婚したくても出来てない人に対して精神的にダメージを与え、またそれがある日突然アップされる事からテロ行為に例え「婚テロ」と言われております。
アップする側も悪気があるわけでもなく、単なる周囲への報告だったり、なかには「幸せのおすそ分けです」といった感じに良いことをしている感覚で、自分の幸せMAXの写真やコメントをアップするので、そうではない人にとってはたちが悪いのです。
中には自分自身が長年婚テロ被害にあってきたので、その仕返しとばかりに結婚が決まったら幸せ一杯の写真を何枚も撮り、一生懸命加工し、繋ぎ合わせ、一気にSNS上で総攻撃を掛ける人もおります。
またその攻撃が「私たち婚約しました!」から始まり数日後には「婚約指輪買いました!」と指輪の写真をアップ、さらにその数日後には「結婚式場探してます!」「新婚旅行は○○が良いかな♪」「区役所で入籍届け出しました」「結婚式の準備って大変ですね」と、結婚式に至るまでの幸せクソ報告が数ヶ月間続き、最後は結婚式本番や結婚披露宴の写真が数十枚単位でアップされます。
そしてやっと落ち着いたかと思ったらその数日後に「新婚旅行行ってきました!」と南国リゾートの写真がまた数十枚単位でアップされます。「このテロ行為はいつまで続くのかな」と考えこむくらい続くことがあります。
こういった婚テロがSNS上で数人同時に発生したりすると、婚活中の人にとっては本当に大きな精神的ダメージを受けることになります。
婚テロ被害にあわないための対策は
筆者も婚テロに悩んでいた日々
筆者もまた独身時代の婚活苦戦中はこの婚テロに良く悩まされておりました。
同世代の男性がSNSで「私事ですが…結婚しました!」(SNSで私事以外の投稿あるのか!怒)とか「結婚式挙げました」「新婚旅行いきました」「子供生まれました」「マイホーム買いました」とアップされる毎に、独り狭いワンルームマンションの一室でコンビニ弁当食べながらスマホを眺め「俺は一体何しているんだろうか…」「同じ時間を生きてきてなぜこんなに差がついてしまったのか」と精神的なダメージを受けておりました。
精神的にダメージを受けている時に婚活をしても良い結果はでません。どこか焦りが出て相手に避けられてしまったり、「とにかく早く結婚しないと…」と対して魅力を感じてない女性にアプローチしてしまうなど重要な判断を誤ってしまうこともあります。
婚活中の人は婚テロダメージを最小限にしなければなりません。
婚テロ被害を最小限にするためにとった対策
そこで私がとった婚テロ対策は、テロ行為する人を片っ端からブロックすることです。その人の幸せを妬むような関係であれば、そんな人、別にブロックしても人生においてなんら問題ありません。
また多くのSNSではこちらからブロックしても相手に気が付かれないようになっておりますので、ブロックしたことで気まずい関係になることは少ないのです。
婚テロは最初の「結婚しました」報告の一撃を受けてもそれで終わりません。そこから幸せアピールテロ行為投稿が次々と続きます。
当時、主にFacebookで婚テロ被害にあっていた私は、最初の一撃を受けた段階で、もうその人をブロックします。自分が幸せではなかったので、とにかくクソ幸せアピールをしてくる人を片っ端からブロックしておりました。ブロックしくってましたので最後の方はタイムラインに上がってくるのはニュース記事と広告だけになりましたが、気持ちはスッキリしました。それまで常にモヤモヤしたりイライラしながらFacebookを見ていたので、ブロックしまくった結果自分の都合良い投稿しか上がってきませんので、精神的には本当に楽になりました。
ブロックしたら相手の失礼かもしれない、とかブロックすることでその人にどこか負けを認めてしまうのでは、と最初は気にしておりましたが、本当に人生がスッキリしますのでSNSでのブロックはおすすめです。後からブロック解除はいくらでもできますので、とにかくイラッとくる婚テロ投稿をしてくる人は片っ端からブロックしましょう。
SNSで人は不幸になっている
米国ではSNSが人の精神に与える影響についての研究が進んでおり、2013年8月にミシガン大学の研究チームが、「フェイスブックの利用が若者の主観的幸福感を低下させる」という研究論文を発表しました。またピッツバーグ大学医学部の研究チームは、SNSが精神に及ぼす影響について調査を行ったところ、SNSの利用頻度が高ければ高いほど、うつ病になりやすいと発表しております。
そのピッツバーグ大学医学部の論文では「SNS上で友人らの投稿を目にすることで、自分以外の人たちは幸せで充実した人生を送っているという歪んだ認識と、うらやむ気持ちが生じる」と述べております。SNS上で傍観者でいると、自分は時間を無駄にしていると感じるようになりその結果、うつ病になりやすくなる、とのことでした。参考記事フェイスブックは「人生の幸福度を下げる」 米研究結果(Forbes Japanより)
まさに私がそうでした。SNSを見すぎると人の幸せをうらやみ、「あいつはあんなに幸せなのに自分はいままで一体何をしてたんだろうか」「なんでこんなにあいつとの人生に差がついてしまったのか」と自分は劣っていると思うようになってくるのです。
ご存知の通りSNSでアップされる写真は無理して作り上げられた幸せアピールの写真も多く、それを見て他人をうらやんだり、他人と比較して自分は劣ってる、と思う事自体が間違っているのです。
他人という比較軸で自分が幸せなのか不幸なのかを考えるのではなく、自分自身が心から幸せかどうか、と思うことが重要です。
婚テロに負けるな!気にせず婚活を継続するために まとめ
いかがでしょうか。他人と比較して自分が幸せかどうかを考えず、幸せは自分自身で決めたいですよね。
とはいえ、筆者はそこまで人間出来ておりませんでしたので婚テロ被害を最小限にするために婚テロ攻撃をしてくる人を片っ端からSNSではブロックしておりました。自分にとって不都合な投稿をしてくる人を片っ端からブロックすると本当に人生がスッキリしますよ。
SNSを見て落ち込むような生活を送ってるくらいなら思い切ってブロックしてしまうのがおすすめです。気持ちスッキリさせて婚活を継続させましょう。