「初デートは女性はどんな場所に行きたいんだろう？どうやって決めるのが正解？」
「彼にどこに行きたいか聞かれたけど、なんて答えれば良い？」
初デートは期待と緊張が高まるイベントであるだけでなく、2人の今後を左右する大切な日となります。
とくに婚活中の場合、初デートで楽しく過ごせるとその後の真剣交際へ発展する可能性がかなり高くなるので、絶対に失敗したくないですね。
この記事では初デートにおすすめの場所と決め方の成功法をご紹介します。
初デート場所を決めるのも2人の大事なコミュニケーション
初デートの場所を決めるとなると緊張してしまいますが、自分の意見を全く言わなかったり、相手の好みを聞こうと質問攻めにしたりすると、場所が決まらず険悪な雰囲気になる可能性があります。
初デートは誰にとっても胸が高鳴る楽しいものなので、場所決めをする際にもその高揚感を相手と一緒に楽しんでみましょう。
あまり気負わずに場所決めを楽しむことで、お互いの初デートへの期待も膨らみ、当日楽しく過ごせる可能性も高くなるでしょう。
場所決めは2人が初めて一緒に何かを決める作業ですので、お互いがどのようにコミュニケーションを取るか、リードするかを観察できる機会とも言えます。
相手がどのように意見を言うか・聞くかを見ながら、自分との相性について考えることができるかもしれません。
もしどうしても場所決めがうまくいかない場合、コミュニケーションの方法が違いすぎていたり、相手がデートに乗り気でないゆえに場所決めを避けているという可能性も考えられます。
しかし初デートの約束をしたということは、相手もあなたのことを多少なりとも知りたいと思っているということなので、あまり消極的になりすぎず話し合いを進めましょう。
ここからは、初デートの場所を決める際の成功法を解説したいと思います。
初デート場所は「男性にリードしてほしい」が多数
初デートで行きたい場所は様々ですが、女性の意見に共通しているのが
「場所・プランは男性に決めてほしい」
という気持ちです。
たとえ女性の好みを聞きながら考えたとしても、最終的にお店やプランを決めるのは男性であるのが望ましいでしょう。
ネット上の初デートの失敗談の中には、
- 「女の私に場所決めを任せてきたので引いた」
- 「ノープランできて、全部私（女）任せにしてきたので全然楽しめなかった」
と男性が優柔不断であることへの不満を持つ声がありました。
初デートでリーダーシップを取れないと将来の結婚相手として見てもらえる可能性は低くなりますので、男性は注意しましょう。
相手の好みを聞きながら初デートの場所を決めましょう
初デートの場所を男性に決めてほしい女性が多いとはいえ、どこでも良いというわけではありません。
相手の好みを考えずに場所を決めてしまうと、デート中に相手が退屈したり、
「この人とは趣味が合わない」
と結論を下されてしまう危険があります。
反対に、適度に相手の好みを聞いてからデート場所を決めることで、相手は自分の意見が大切にされていることや、コミュニケーションが円滑に取れる相手であることを感じます。
女性は自分を大切にしてくれる相手を求めているので、初デートの場所選びの時から心遣いを示すことが大切なのです。
デート場所はお互いがアクセスしやすい場所を選ぼう
デート場所を決める際に、自宅からの距離を考えて行きやすい場所に設定するのも大切です。
お互いの家が離れているのであれば、中間地点に待ち合わせ場所を設定するのが一般的です。
もし中間地点として良い駅などがない場合には、男性側が女性に合わせて少し遠方まで出向くと、女性は「大切にされている」と感じ好印象を残すことができるでしょう。
しかし女性を気遣うあまり待ち合わせを女性の地元にすると、かえって女性は申し訳なく思い気後れしてしまうかもしれません。
お互いにとって行きやすく無理のない場所をピックアップし、少し女性への配慮を感じさせることができれば100点満点と言えます。
相手（女性）が不安にならない場所に
まず待ち合わせの場所を、女性が不安にならない場所に設定しましょう。
大手結婚相談所「オーネット」のアンケートでは、女性が不安を感じた待ち合わせ場所の第一位は「目印がわかりにくい場所」でした。
参考 駅の改札前はNG!? 失敗しない初デートの待ち合わせ場所（オーネット運営「婚活のミカタ」より）
例えば「〇〇駅の改札」とだけ言うよりも、「〇〇駅の改札を出たらすぐ見える〇〇という花屋さんの前にいます」など明確な目印があると、女性も安心して待ち合わせをすることができます。
待ち合わせをする人が多い場所に女性がひとりで立っていると、他の男性などから声をかけられてしまう可能性もありますので、できるだけそのような危険のない場所を待ち合わせ場所に選びましょう。
さらにデート場所が屋外の場合、女性は髪形やメイクが崩れることを心配するかもしれません。
人が多く混雑する場所や、反対に人通りが少なすぎる場所も女性を不安にさせる可能性がありますので、適度に人通りがあり開放的な場所を選ぶと親切でしょう。
初デートは4時間程度で
初デートは楽しく時間が過ぎるものですが、女性が安全に帰宅できるように終了時間をある程度決めておくことをおすすめします。
解散場所から自宅までの時間も考え、暗くなる前に自宅に到着できる時間に解散するのがおすすめです。
さらに初デートの場合には、あまり時間が長すぎないほうが好印象を残すことができるため、2～4時間程度でお開きにするのがおすすめです。
「もう少し話したい」と思うくらいのタイミングで、感謝や楽しかったことを伝えつつ、相手の帰宅時間も考慮に入れながらスマートにお見送りできれば、相手があなたに好印象を抱く確率はかなり高いと言えます。
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初デートの場所におすすめ一覧
ここまでは初デートの場所の決め方と注意点について考えました。
ここからはポイントを抑えた初デートとしておすすめの場所をご紹介します。
なお今回のおすすめ一覧は主に「婚活中」の方向けに作成したものであり、各スポットにおすすめの理由が書いてありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
レストラン・カフェ
婚活の初デート場所として多くの人に選ばれているのは、レストランやカフェです。
その理由は、完全に2人きりになるわけではないので緊張しすぎず、それでいて落ち着いて会話ができるからです。
レストランやカフェの中でも、開放的でくつろげる雰囲気のお店を選びましょう。
初デートなので素敵なお店を選びたくなりますが、あまり高級なお店を選ぶとお互いに緊張してしまい、打ち解けて話すことができないかもしれません。
高級すぎず、人の出入りが多すぎないお店を探しましょう。
お店が決まったら、忘れずに予約を入れることも大切なポイントです。
映画館
デート場所として定番の映画館も、初デートの場所としておすすめです。
同じものに感動し、内容について一緒に語り合うことができるので、距離がグッと近くなるでしょう。
映画館によっては、ひじ掛けがなく一体感のある「カップルシート」がありますので、相手の雰囲気を見ながら利用を考えてみましょう。
2人が楽しめる映画をチョイスでき、その後落ち着いて会話する機会があれば、映画デートの成功率はかなり高くなるでしょう。
水族館
人気女性雑誌CanCamのランキングの「初デートで行きたいところ・誘ってほしいところ（女性版）」の2位には「水族館・動物園」がランクインしています。
水族館の薄暗い雰囲気やライトは落ち着いた雰囲気を作り出すので、大人の2人が落ち着いて会話をするのにぴったりです。
さらに展示の感想を言い合うことで会話が途切れず、沈黙になる危険が少ないのも魅力ですね。
屋内のため天気の心配をする必要がなく、都心であれば仕事終わりに行くことができる水族館もあるため、会社員の方にもおすすめです。
動物園
動物園は水族館と同様に人気で、男女ともに楽しめるスポットです。
かわいい動物を見て癒されたり、触れ合いコーナーで一緒に動物に触ったりと共同の体験ができ、初対面の2人でも楽しく時を過ごすことができます。
話題が尽きず2人が心から楽しめるため、お互いの素の部分を見ることができるというメリットがあります。
注意すべきなのは天候に左右されてしまう点と、動物好きな人でないと楽しめない可能性があるという点です。
プラネタリウム
プラネタリウムは天候や時間に関係なく、ロマンチックな雰囲気を味わえる人気スポットです。
リクライニングシートやくつろぎスペースのあるプラネタリウムを選べば、落ち着きと癒しを満喫できるでしょう。
その後の会話も、緊張しすぎずに楽しめるかもしれませんね。
コンサート
コンサートは臨場感と心を揺さぶる効果があり、恋愛の高揚感と似た働きがあると言われています。
そのようにドキドキする経験や感動する経験を一緒にすると、距離が縮まるだけでなくお互いを恋愛対象として見るようになるのです。
婚活中の方の初デートの場合には、落ち着いた雰囲気でありながら、誰もが知っている歌が楽しめる「ディズニー・オン・クラシック」などがおすすめです。
スポーツ観戦
お互いが好きなスポーツがあるならば、スポーツ観戦もおすすめです。
相手の好みや行きたい場所を聞いたときに、さりげなく好きなチームなども確認してみましょう。
どちらかがそのスポーツに詳しい場合には、ルール説明などをしながら仲良くなれるかもしれませんね。
試合の興奮を一緒に体験することで、2人の距離が近くなるでしょう。
組み合わせもOK
上記のおすすめ場所は一例ですが、それらを組み合わせてデートプランを作ることもできます。
例えば映画館、プラネタリウム、コンサートやスポーツ観戦などはデートの途中では会話ができないため、その前後に会話するための時間が取れると理想的です。
- 映画館→カフェ
- レストラン→プラネタリウム
など、行く場所や雰囲気に合わせて前後にカフェやレストランに行くと良いでしょう。
さらに少し時間に余裕があるようであれば、
- レストラン（ランチ）→映画館→カフェ
のように組み合わせると、
「初対面なので最初はフォーマルな席で会話したい」
「次のデートのためにも、くつろげる楽しいひと時にしたい」
という両方の願いを叶えることができるでしょう。
ただし複数のデート場所を組み合わせる場合には、帰り時間の計算を忘れないようにしましょう。
帰宅時まで不安を感じさせず、楽しい気分で一日を終えることができるよう、良い計画を立てるのがデート成功の秘訣です。
初デートでNGの場所と避けるべき理由とは？
婚活中の初デート場所としてNGなのは、以下のような場所です。
- 会話できない場所＝相手を知ることができない
- 沈黙になる場所＝初対面だと気まずい
これらのNGポイントを踏まえて、避けるべき場所の具体例を紹介します。
カラオケ｜苦手な人が多く、初対面では盛り上がらない
カラオケデートを好む方もいますが、婚活中の初デートとしてはおすすめできません。
第一に相手が歌うことが好きではない場合、カラオケの時間は苦痛となってしまいます。
第二に密室のため、会話が途切れたときに沈黙が際立ってしまいます。
そもそもカラオケルームは真剣な話をする雰囲気ではないため、会話が弾まず、相手をよく知ることもできないでしょう。
相手を知りたいという誠実な気持ちもあまり感じられないため、真剣に婚活をしていないと見なされてしまうかもしれません。
美術館・静かなお店｜沈黙が気まずい
美術館や静かなお店は大人の男女に好まれるため、30～40代のデート場所として人気です。
しかし騒音がないため落ち着く半面、会話がなくなった時に気まずくなる可能性があります。
お店を選ぶ場合には、他のテーブルの話し声やBGMを聞きつつも会話ができる、ちょうどよい静けさのお店を見つける必要があります。
美術館であれば自分か相手が詳しい分野の展示を選び、どちらかが解説や感想を述べることで会話を続けることができるかもしれません。
混雑する場所｜会話が楽しめない
話題のスポットや人気のカフェなどは話題性があり、
「話題の〇〇に行ってみたいと思っていたんですが、一緒にどうですか？」
と言えば自然にデートに誘うことができます。
しかし話題になっている場所には人がたくさん来るので、デートの日に混雑している可能性は非常に高いでしょう。
混雑する場所では騒音・人の出入りなどストレスを感じるものが溢れており、1日の最後に
「疲れたデートだったな」
と相手に思われてしまう可能性があります。
さらに混雑して落ち着かない空間では心を開いてゆっくり話すのが難しく、最大の目的である「相手を知る」ことが難しくなります。
いきなり自宅｜下心を疑われる可能性大
言わずもがなですが、いきなり自宅に誘うのはタブーです。
ただでさえ、婚活中の女性は相手の男性に対して
「真剣に結婚相手を探しているのだろうか？体目当てに出会いを求めているのでは？」
と不安を感じる傾向があります。
いきなり自宅に誘うと、下心を疑われるだけでなく、本気で婚活をしていないと判断されて二度と会ってもらえなくなる可能性もあります。
デート場所が決まらないと悩んだとしても、この4つのNGスポットだけは避けて場所を探しましょう。
デート場所として人気でも初デートでは注意が必要な場所とは
デートの場所として定番・人気の場所でも初デートに選ぶには注意が必要な場所もあります。
「初デート」に向いてない理由とともにピックアップしています。
夏のデートに人気の花火大会｜混雑し会話できない可能性あり
花火大会はデートの定番ですし、デートの場所としても理想的です。
薄暗い中で見上げる花火はロマンチックで、思い出に残るデートとなるでしょう。
しかし花火大会のデメリットは、人が多く混雑することです。
駅から大会会場でも人混みがあり、会場でも座る席がない…となると体力的にも疲れてしまいますし、何より落ち着いて会話をすることができません。
初デートに花火大会を選ぶのであれば、大会会場よりも少し離れた場所で、花火を見ながらゆっくり会話ができるスペースを確保することをおすすめします。
盛り上がるディズニー｜待ち時間が多く沈黙の危険あり
夢の国ディズニーも、みんなの理想のデートコースのひとつです。
2人で絶叫アトラクションに乗ったり、パレードを見たりと色々な体験が一緒にできるのが魅力ですね。
楽しいデートができ人気のディズニーですが、デメリットは待ち時間が長い点です。
初デートのような知り合って間もない2人はまだ共通点が少ないため、待ち時間の間に会話のネタがなくなり沈黙になってしまう可能性があります。
交際を続けて信頼関係が築けてからであれば、沈黙も苦にならなくなり、ディズニーも存分に楽しめるでしょう。
海・ドライブデート｜会話が続かなくなる可能性あり
海・ドライブデートは記憶に残りやすく、特に女性に人気です。
しかし車は密室のため、会話がなくなったときの沈黙が際立ってしまい、気まずい空気になる可能性があります。
ドライブデートの場合は1～2時間車で移動するかと思いますが、初対面の2人にとって密室で過ごすには長すぎる時間でしょう。
また女性によっては、知り合って間もない男性と長時間密室で2人きりというのは恐怖を感じる場合もあります。
ドライブデートは、ある程度気心が知れた間柄になってからの方が楽しめるでしょう。
【女性向け】「初デート場所どこがいい？」と聞かれた場合の好印象な答え方
気の利く男性であれば、女性にもデート場所の希望について聞くことでしょう。
そんなときに女性は、「好みを言って困らせるのも嫌だし、任せっきりと思われるのも避けたい…どう答えれば良いの？」
と悩むかもしれませんね。
答え方に悩んだときのために覚えておきたい、理想の返答例をご紹介しましょう。
苦手なものを伝えたほうが親切
食事のデートをすることが前提で話が進んでいる場合、自分の好みを早めに教えたほうが親切です。
「生魚は苦手です」
など、食べられないものや苦手なものを事前に知らせることで、男性側もお店選びがスムーズにできます。
当日に食事の席で「これは食べられない」となり気まずくなる…という事態を避けて、楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。
「高級店は苦手」は好印象
「レストランは何系のお店がいい？」と聞かれたときに理想的な答えは、
「好き嫌いはありませんが、高級店は緊張してしまうので苦手です」
といった謙虚さが表れた返答です。
男性は初デートには見栄を張ってしまう傾向がありますが、あらかじめ女性から上記のように伝えておくと、予算以上のお店を無理に予約することもなくなるでしょう。
高級店に行き慣れていないという表現からも、控えめで奥ゆかしい一面が感じられるため、男性にとっては好印象となります。
楽しみたい気持ちを伝える返答を
希望を聞かれたときに、「どこでも大丈夫なので、お任せします」という返答をすると、男性はすべて丸投げされている感じがして、反対に場所決めをし辛く思うようです。
上記のような返答からは、デートを楽しみにしている雰囲気も感じられず、男性は「本当にデートしたいと思っているのかな」と不安になるかもしれません。
反対に、
「特定の場所の希望はないのですが、〇〇さんとゆっくりお話しできる場所であれば嬉しいです」
などデートを楽しみにしている一言を添えるだけで、印象はガラリと変わります。
さらに希望の場所がある場合には、
「わたしは（場所）に行ってみたいと思っていたのですが、もし〇〇さんとご一緒できれば嬉しいです」
などと伝えることができるでしょう。
答え方次第で相手のデートまでの気持ちも変わりますので、なるべく好印象を残す答え方をしたいですね。
初デート場所におすすめスポットは まとめ
婚活において初デートは、その相手と結婚へのステップを進むかどうかを決める重要なものです。
重要なイベントのための場所決めに悩んでいる方のために、おすすめのデート場所をピックアップしました。
初デートにおいて重要なのは、以下の2つの点です。
・相手を知る＝会話する
・楽しく過ごす＝2回目のデートに繋げる
この2つの点を考えると、一般的なデートと婚活中の初デートとでおすすめの場所が異なることがおわかりでしょう。
この記事のおすすめスポット・注意スポット・NGスポットを参考にすることで、2人が一緒に楽しめる場所をきっと見つけることができます。
2人が心地よく過ごせる空間を選ぶことで、お互いの魅力を知る素敵な一日を過ごすことができるでしょう。
