婚活 共働き

専業主婦を希望する女性VS共働きを希望する男性

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直近は若干上昇傾向にあるものの、この15年間で下落している平均年収。国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」によると平成26年の給与所得者平均年収で415万円(男性514万円、女性272万円)という結果になっております。

平均年収が下がっている状況の中、結婚相手に共働きを希望する男性と、安定した高い年収の男性を探し専業主婦を希望する女性との間のせめぎ合いが婚活市場で繰り広げられております。

しかし結婚の目的を「専業主婦になるため」と考えてる女性がいるとしたら相当厳しいです。同様に「共働きで相手の収入により自分自身の家計を安定させるために結婚する」という考えの男性がいたらそれもまた痛い考えです。

 

平均年収の推移

平成26年の給与所得者平均年収で415万円(男性514万円、女性272万円)という結果になっておりますが、これは給与所得者の全体の平均で年齢を見てみると「45.5歳」となっております。

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国税庁「民間給与実態統計調査」より

 

結婚適齢期の30代全体で考えると392万円(男性446万円、女性301万円)という数値です。当然、20代後半だともっと下がり344万円(男性378万円、女性297万円)と男性だけでも年収400万円代を切ってきます。

 

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国税庁「民間給与実態統計調査」より

(参考:国税庁 民間給与の実態調査結果(全データ)

 

 

専業主婦に必要な男性の年収

専業主婦になるためには世帯年収(=夫の年収)は居住エリアや子供の人数によっても異なるものの、総務省統計局が出している勤務者世帯の支出額を元に算出したデータによると、節約を頑張ったとして最低でも450万円が必要と言われております。

 

 専業主婦になるために必要な夫の年収目安(額面)
・2人世帯(夫婦のみ)・・・約548.6万円(節約をすれば450万円ほどでも可能)
・3人世帯(夫婦と子ども1人)・・・約580.3万円
・4人世帯(夫婦と子ども2人)・・・約625万円
(参考:マイナビウーマン【マネーレッスン】年収いくらの男性と結婚したら「専業主婦」になれるの?

 

実際には老後に向けた貯蓄も必要となりますし「子供が居ない専業主婦」は存在自体が危ういので実際は子供が居ることが多いと思いますが、そうなってくると夫の年収で600万円以上が必要になってきます。首都圏で住居を構えることを考えると更に年収が必要です。

 

共働きを希望する男性の割合は80%以上

専業主婦で子供を2人持つためには600万円以上の年収が必要ですが、実際、前述のデータとの通り男性の平均年収は30代前半で446万円、20代後半で378万円と平均年収で考えるとほとんどの男性が到底妻が専業主婦で結婚生活を送るほどの収入がありません。

 

子供2人が育ってきた40代になると男性の平均年収は514万円と上昇していくものの、せめて「妻にパートでも良いからあと100万円程稼いで欲しい」と思っている男性も多いようです。

実際ネット上のアンケートでも8割~9割の男性が本音として「結婚相手に共働きを希望する」という結果があります。

 

Q.結婚したら妻に専業主婦になってほしいですか?
はい 16.0%
いいえ 84.0%

(参考:マイナビニュース結婚相手に”専業主婦”を望まない独身男性が84% -「共働き」や「主夫」希望

 

専業主婦を希望する女性

専業主婦を希望する女性は日経ウーマンのアンケートの結果によると全体で33%程です。(参考:日経ウーマン 結婚後は「共働き」男女とも7割が希望

実際平均年収下落に伴い「専業主婦世帯」自体も減少傾向にあり、現在では全体の38%になっております。この30年間で「専業主婦世帯」の割合は半減しております。

 

 

実際問題、収入面でも「専業主婦」を行うこと自体が難しくなってきているのと、8割~9割の男性が「結婚相手に共働きを希望している」以上、専業主婦希望の婚活がいかに難しいのか、データを見ると一目瞭然です。

すぐにでも専業主婦が出来る年収600万円以上となると未婚30代男性では5%未満とも言われております。

そして大前提して「婚活市場にわざわざ出てくる男性」×「専業主婦を容認する男性」×「女性から見て生理的に結婚相手として見れる男性」という指標をかけ合わせると、婚活市場で専業主婦ができる男性を探すという行為は、相当難易度が高いということを覚悟すべきでしょう。
自分自身がその数%の男性を激しい婚活競争から勝ち抜けるだけの女性なのかどうか今一度考えるべきです。

 

 

 

 

専業主婦する事とか共働きをお願いすることが結婚生活ではない

結婚の目的を「専業主婦になるため」と考えてる女性がいるとしたら相当厳しく、同様に「共働きで相手の収入により自分自身の家計を安定させるために結婚する」という男性がいたらそれも痛い考えです。

結婚はお互いが幸せになるためにするべきものです。新しい家族を増やしたいと思うのであればその新しい家族含め幸せになるために結婚するべきなのです。どちらか一方の個人幸せのための結婚生活では成り立ちません。

「家族全体が幸せになる」という目標の為に専業主婦なのか共働きなのか考えるべきです。

結婚当初は最初は共働きで、その後子供の為に専業主婦になり(時には夫側の仕事の都合で専業主夫になることもあるでしょう。)また時期によってはお互いの老後の向け、また共働きに戻ったりと、家族全体が幸せになることを目標として結婚後専業主婦か共働きかを考えるべきです。

「どうしたら専業主婦になれる男性と結婚できるか」とか「自分の収入を安定させるために共働きで稼いでくれる女性を探す」という考えで婚活をせず、この人と一緒なら専業主婦でも共働きでも力を合わせて幸せな結婚生活を送れそう、という思いで結婚相手を探しましょう。

 

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