「婚活地獄」。
本来は幸せになるために婚活をしているのにまるで地獄のような苦しみになっている婚活男女が増えているんです。もしあなたが婚活歴が長い婚活経験者なら、「婚活地獄」のイメージが沸くのではないでしょうか。
そうまるでうまくいかない就職試験のような、何社面接を受けてもダメ、書類選考の時点で落とされる企業も多数。「いつになったら就職できるの?どうしてこんなに不合格の烙印を押されるの?私はそんなにダメな人間なの?」・・・あまりに「ダメ」「ダメ」「ダメ」な結果が延々と連続すると、自分の存在価値にさえ疑問を抱いてしまいますよね。
婚活でも同じように自分が「いいな」と思った人に次々に断られ、無視され、返信がない、他のライバルにとられる、こんなことがなんとも続き心身ともに疲れはてまるで地獄のような苦しみの状態「婚活地獄」です。婚活の場合は、更にお金も時間もかかりますからダメージは大きいのです。
あなたは「婚活地獄」に陥ってませんか?
今回は「婚活地獄ってどんな状況?」と「婚活地獄に陥ったときに抜け出す3つの方法」をご紹介いたします。
「婚活地獄」ってどういう状況?あなたは大丈夫?
自分の価値が分からなくなる
あなたが結婚適齢期、あるいは結婚適齢期を過ぎている状態であれば、友人からの結婚報告が時々入ってきますよね。
「3年間付き合った恋人と、このまま結婚することに決まりました」「友人の紹介で知り合った人と結婚することになりました」など、さまざまなおめでたい報告がたくさん。
「おめでとう、良かったね」と返事はするものの、あなたの胸の内は悶々としています。「なんでみんなは普通に出会って普通に結婚しているのに、自分だけずっと婚活をしなきゃいけないの?」など、自分自身に対して劣等感を持ってしまいがちなのです。
劣等感を感じ続けると、自分の価値が分からなくなってしまうのです。そしてこのことが婚活を長引かせる悪循環になってしまい、さらなる「婚活地獄」を招くのです。
「こんな自分じゃ、誰からも好かれないよなぁ。事実、長く婚活しているのに、よいと思った人はみんな他の人とカップルになってしまうもんな。やっぱり私なんかじゃムリなのかも」と、ネガティブ思考に。こんな後ろ向きな思考のままでは異性に振り向いてもらおうとしたってムリな話ですよね。
マイナスオーラが全開に出ているような人は、異性の目からだけではなく同性の目から見ても魅力がないのです。
理想の相手をどんどん下げなければいけない
婚活を始める人は、みなさん高い理想と希望を抱えて婚活をはじめます。
そして「すぐに見つかる」と思って婚活を始めているのです。「これから最低でも3年、長くて10年くらいの婚活が始まるなぁ」と覚悟を決めながら婚活を始める人って、実はなかなかいないんです。多くの人が、「まぁ…出会いの場にさえでれば半年も経たずによい相手が見つかるはず」と、気楽に婚活をはじめてます。
しかしこれが婚活地獄の始まりなのです。半年どころか1年経って2年経ってもまったくカップルになれないことが、もはや珍しくありません。
もちろん、その間にどんどんあなたの年齢も上がっていきます。さらにその間に、「あんた、いい加減よい人いないの?私だっていつまで生きていられるかわからないのよ?早く孫の顔が見たいわ」なんて、親から催促されることもあるでしょう。
あなただって、早くよい人を見つけて婚活から開放されたいはず。でも現状のままの婚活を続けていたら、終わりが無いのかもしれない。その結果「理想の相手のレベルを下げる」という選択に行き着く人たちが、後を絶たないのです。
婚活を始めたときは、「やっぱり、年収◯◯◯万円は必須。結婚をするんだから、外見だって重要。学歴って◯◯大卒以上は欲しい」などと、自分なりのさまざまな「条件」を持ちながら活動をはじめてます。しかしその条件を掲げたままで婚活を続けていっても成果が得られないことを悟ると、「条件」のレベルを下げることになるのです。
「外見だって、少しくらい好みじゃなくても仕方がない。絶対に大手企業に勤務している人ではなければ嫌だと思っていたけれど、中小企業でも正社員で働いてるなら許容範囲としよう…」など、どんどん妥協することになるのです。
「こんなにまで妥協してまで結婚する必要あるのかな」と自分の中で疑問すらでてくると「婚活地獄」にどっぷりハマっている状態です。
参考結婚相手は妥協したくない!…安心して下さい妥協ではなく条件変更です
誰からも選ばれないという地獄
たとえば婚活パーティーでは、「アプローチカード」というものが存在します。
これは、婚活パーティーの途中で「あなたに気があります」ということを意中の相手に告げるカードになります。このカードは、気になる相手の番号を記入した上でスタッフが回収し、その結果をお相手のかたに直接フィードバックするシステムです。
ですので人気がある人は、このアプローチカードを、スタッフを通じて何名もの異性から受け取ることになります。でも誰からも番号が書かれなかった人は、受け取るカードは「ゼロ」です。
参考【リアル体験談】婚活パーティーにはじめて行った時の体験談
周囲のライバルたちが多くのカードを受け取っている中、自分だけ何もカードを渡されなかったときの気持ち。「もういいよ、婚活なんてやめてやる!」と投げやりになってしまいますよね。でも本当にやめたら、もう何も生まれないのです。
婚活をしなければ、素敵な人と出会える可能性は限りなく低くなることでしょう。家と会社だけの往復では何も生まれないと分かったからこそ、婚活を始めたんですよね。
でも婚活を長く続けていても、何も生まれない…。ここでやめてしまったら、もっと何も生まれない…。だから気持ちを切り替えて「次こそは」と再び婚活に参加しても、やっぱり何も生まれない…。でもやめたらもっと何も生まれない…。
それぞ完全な「婚活無限地獄」です。婚活やめたいのに、やめることができない。成果が挙がるまでは、やめることはできないのです。でもその「成果」が出るメドさえも立たない。
完全に、負のローテーションですよね。ゴールが見えない苦しさって経験した人にしかわからない苦しみです。
「婚活地獄」から抜け出す3つの方法
婚活方法を変えてみる
婚活地獄から抜け出すには気分転換も兼ねて、別の婚活方法を試してみましょう。
たとえば今まで婚活パーティーにばかり参加していたのなら、婚活サイトでの婚活に変えてみたり、あるいは街コンなどに参加してもよいでしょう。思い切って婚活のプロである結婚相談所へ相談にいくのもいいでしょう。同じ婚活パーティーでも違う会社が主催しているところに参加してみても雰囲気変わります。婚活サイトでもサービス変えるだけで成功率かわることも。
婚活をする場所が違えば、出会う相手も変わってきます。
気分転換にもなりますし、新しい出会いに繫がるかもしれませんよ。
同性参加者と友達になってみる
婚活イベントでは、「異性を探すこと」だけを目的にしがちですが、同性の参加者と仲良くなってみるのもひとつの方法ですよ。
同性の参加者の中には、「異性の友達ならわりと多くいるんですが、みんな本当に『いい友達』って感じで恋愛対象にはならないんですよね。」という人もいるでしょう。「じゃあ、よければ紹介してくれない!?」と、ツテをたどることで新しい出会いがあるかもしれませんよ。
友達作ることで1人では参加しにくい大人数のパーティーに一緒に参加できたりするからいいですよ。
ツライときは一度休憩してみる
毎週毎週、仕事が休みのたびに婚活をしていたら、それは疲れて当然ですよね。
「でも、今後の人生が掛かっているんだ!休みたくても、休めないよ」と思うこともあるでしょう。たしかにその通りです。でも婚活地獄であまりに疲れているようなら、思い切って2~3ヶ月お休みをしてもよいのではないでしょうか。
思い切って休みを取ることで、気持ちもリフレッシュされるはずです。気持ちをリセットできれば、それは必ず婚活に復活した際にプラスになります。新鮮な気持ちで、心からの笑顔を異性に向けることができれば、それを魅力に思わないはずがありません。
また婚活休憩していても、完全に活動停止ではなく紹介はもらえるようにしておきましょう。たとえば婚活サイトであれば登録だけはしておくのです。こちらから積極的に動かなくても相手からのアプローチをもらえる状態にしておくことでせっかくのチャンスを逃さないようにするのです。
婚活地獄現状と解決方法 まとめ
婚活地獄って、本当にツライですよね。
抜け出したいのに抜け出せない状況でまるで前も後ろも暗いトンネルをあるき続けている感じです。
しかし暗い気分で婚活を続けていても、よい結果はえられません。婚活地獄に陥ってツライときは、思い切って手法を変えるか休養を取る、ということも大事です。
今回ご紹介した婚活地獄から抜け出す方法、ぜひ参考にして婚活を成功させてくださいね。
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