私の婚活は、「婚活サイト」への登録から始まりその後「婚活パーティー」「街コン」へ参加、そして最後に「結婚相談所」への登録と、王道の婚活を行ってきました。
結婚相談所はそれなりの費用がか掛かりますので、何社か資料請求をして慎重に選びました。
その中で銀座の一等地に構えるハイクラス向け結婚相談所へ説明を聞きに行った時、庶民である私が衝撃を受けた事をご紹介いたします。
銀座にある「ハイクラス結婚相談所」へ話を聞きに行く
「婚活サイト」への登録から「婚活パーティー」と婚活の場を広げ、多くの女性と出会ってきましたが、”結婚相手”ということではどの女性とも進展が無いまま私の婚活は2年が過ぎようとしておりました。
「婚活サイト」「婚活パーティー」は気軽に出会える反面、結婚に対する意識が低い「まずは軽い出会い」を希望している人も多いため、30歳半ばになる私には「婚活サイト」「婚活パーティー」での出会いに違和感を感じておりました。
「婚活サイト」「婚活パーティー」で上手く行っていなかった私は「こうなったら最後は結婚相談所しかない!」と思い、ネット上か何社かの結婚相談所に申し込むことに。
1社1社比較しながら複数の結婚相談所に資料請求をしました。数日後、郵送で資料が送られてきました。まずは資料をもらってから、候補となる結婚相談所に話を伺いに行こうと思っていましたが、その中で1社だけたまたま掛かってきた結婚相談所の電話に出て、話を聞いたところ魅力を感じ日程を調整して訪問することにしました。
そこは大手結婚相談所ではなく、東京都内を中心に会員を集めているところでした。住所は銀座の一等地です。
「登録会員のクオリティが高い」がウリのハイクラス結婚相談所
銀座のど真ん中にあるオフィスビル内に入っているその結婚相談所へ行き受付を済ませ待合室でまっていると、受付係からブースへ案内をされました。ブースで待っていると電話で話したオーラのある女性相談員が入ってきて自信満々に説明をはじめました。
「当結婚相談所は登録会員数は敢えて少人数制をとっております。その代わり登録会員のクオリティが高いのです。」
「当結婚相談所に登録している女性会員の多くは年齢は若く、高学歴で家柄もしっかりしている人が多いのです。」
たしかに他にブースにいる相談に来ている女性達を横目でチラ見してみると、みんな若くヒラヒラのワンピースを着たお嬢様的な雰囲気の人が多くいました。
更に説明は続きます。
「他の結婚相談所は30代後半の会員がほとんどです。当相談所の女性は20代から30前半までが中心で…(略)」と資料や会員データグラフを使って説明。説明中も周りのブースに出入りしている人を見ていると確かに全員お嬢様風の若い女性でした。
申込にあたっての金額もや他の結婚相談所と比べ高めでしたが、説明をしている女性相談員の言うとおりの女性会員が多そうなのと、私は申し込みを前向きに検討しはじめました。
ハイクラス結婚相談所への登録は親の学歴・勤務先まで必要
申し込み手続きにあたって確認をしていると、結婚相談所なので最終学歴を証明する『卒業証明書』や年収を証明する『源泉徴収票』『独身証明書』は当然必要ですが、そこのハイクラス結婚相談所は親の学歴・親の勤め先証明まで必要との事でした。
私は思わず
「結婚相談所への登録するのは私なのに、親の学歴ってどうして必要なんですか?本人のならともかく。」
と女性相談員に質問をしました。
相談員は
「こちらに登録している方は、みなさん結婚相手となる人の親御さんの学歴・勤務先・仕事内容・家柄を気にされます。結婚は本人だけではなく、親同士もかかわってきますから。本人が良くても親御さんの学歴が異なると両家顔合わせの際に親同士での会話が合わないんですよ。そうなると結局破談になりますから、事前に親御さんの学歴もご登録いただいております。」
とのこと。
庶民的な婚活パーティー・婚活サイトでの婚活繰り返していた私には衝撃的でしたが「ハイクラスの結婚相談所はそういうのも必要なのか…」と腑に落ちないながら申込を進めることに。
初期費用はクレジットカードで一括払い
費用は初期に収める費用で数十万円、月額2万円以上、更に紹介された人とお見合いしたり定期開催するパーティーに参加するとその度に2,3万円が掛かるシステムでした。(いろんな結婚相談所の話を聞きましたがここが最も高かったです。)
女性相談員は「後日必要書類を揃えてお持ちください。初期費用はそのときに“クレジットカード”で決済いただきます。」とのこと。
庶民派の私は「え…銀行振り込みではダメですか?」と聞いたところ「まあ、銀行振り込みも可能ですが、みなさん初期費用○○万円くらいなので“クレジットカード”でお支払いですよ。」と苦笑いで説明。
家柄・学歴・収入と結婚するわけではない
結局、説明の最後にこの結婚相談所で成婚したカップルの写真一覧を見せてもらいましたが、その写真に登場している男女をみて、私が結婚をイメージする人たちはなんだか住んでる世界が違うな、と思いその結婚相談所には申し込みはしませんでした。
成婚した方たちのプロフィール見たら男性は、一流国立大学卒・一流企業・医者・士業、女性も有名女子大卒・大手企業勤めばかりでした。おそらく親御さんもしっかりしか方ばかりなんでしょう。
庶民的な私は相手の家柄・学歴・収入と結婚するわけではないので、逆にそこを気にしている女性は結婚はイメージできず申込を断りました。私が申し込んでも場違いだったお思います。
もし「結婚するなら相手の親の学歴・勤務先も当然重要」「○○万円の初期費用程度ははクレジットカードで一括払いが当たり前」と思う方はぜひハイクラス結婚相談所に行かれることをおすすめします。
たしかに登録されている方は立派な方が多かったです。
婚活は、場所によっては自分の年収・学歴だけではなく、親の学歴・家柄まで見られるので自分にあったところで婚活しましょう。