せっかく勇気を出して告白をしてみたのに、結果はオーケーでもノーでもなく「もうちょっと返事は待って。」「ちょっと考えるね。」
好きか嫌いか決まっていればすぐに答えなんて出そうなのに、どうしてわざわざ保留するのでしょうか。どうして保留するかわからないので、待っている方は不安になってしまいますよね。
一体保留する方はどう考えているのでしょうか。待っているときに少しでも気持ちが軽くなるように今回は告白を保留する人の心理についてご紹介します。
最初に大事なこと「考えても変わらないことで悩まない」
これから告白を保留にする人の心理パターンについていくつかご紹介します。
その前に大事なことをお伝えします。
「自分が考えても変わらないことで悩まない」ということです。
「告白保留にされたんだけど…一体どういうことなんだろう…」と食事が喉を通らず、仕事も身が入らず、布団に入っても寝ずに悩んでいる人がいますが、「なぜ告白を保留にしたのか」は相手にしかわからないことなので、そのことについてどれだけ自分が悩んでもその答えはわからないのです。
どれだけ考えても・悩んでも、わからないことに気持ちを振り回されてしまうのは人生もったいないことですよね。
いろんな「告白保留」パターンをこれからご紹介しますが「返事を待つ」か「出来る時にアピールする」しかありません。どれだけ考えても結果がわからないことに、あまりクヨクヨ悩まないでくださいね。
可能性はあるけど即決できないから
告白が保留になったケースで一番多い理由は「付き合ってもいいと思えるけど…まだ決断はできない」と迷っているパターンです。このパターンはさらに3つに分類されます。
あなたのことをよく知らない
一つ目は、あなたのことをよく知らないというパターン。
この場合のよく知らないというのは「知り合いになったから期間が短い」という場合です。婚活(婚活パーティー・マッチングアプリなど)で知り合ってまだ数回しか会ってないと「正式に付き合うのはちょっと考えさせて」となることが多くあります。
この場合はもう少し距離を縮める必要があります。
恋愛観や付き合ったらどこにデートするとか具体的な話をすると良いでしょう。結婚前提のお付き合であれば結婚生活なんかをイメージするような話もよいですね。
知り合って間もない相手から「ちょっと考えるね」と言われたら「あなたのことよく知らないから」ということが考えられますので、自分の事をよく知ってもらいましょう。
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他に好きな人・気になる人がいる
「ほかに好きな人がいるので、ちょっと返事を置いている」というパターンもあります。
好きな人がいるのであれば勝ち目などないのでは?と思うかもしれませんが、「保留」しているということは可能性があるということです。好きな人がいたとしても、ほかの異性に告白されたら気持ちが揺らぐ場合もあります。
保留されているというのはむしろ悪いことではないので、キープされているのでは…と後ろ向きにとらえずに、もう少しアピールしてみましょう。
いきなりで驚いている
「なんの脈絡もなくいきなり告白されて驚いている」ケースも考えられます。
恋人になるというのはとても大切な事です。それを理解している上で、「ちょっと一呼吸」置こうとしているのです。よく言えば大切に扱ってもらっている、ということですよね。
真面目で誠実な人だからこそ、しっかりと考えてから答えを出そうとしてくれているのです。あまりせかしたりせずに、ゆっくりと待ってあげましょう。
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いずれの場合も可能性が充分にありますのでがんばってみましょう。
感情について悩んでいるから
あなたに好意を抱いていてもそれが「恋愛感情」なのか「友情として」なのかがわからない、というケースもあります。特の婚活の場合、恋愛感情が沸く前に「お付き合いしませんか」となることがありますので、「ちょっとまってください」となることが良くあります。
「友人としてはいいけど…異性として好きなのかな」「いい人だけど…結婚できるのかな」という問題に考えているのです。
どちらにしても相手に必要なのは「気持ちを整理する」という時間。相手にとっては友人と思っていた人からの告白なので、ゆっくりと考える時間を与えましょう。距離が近ければ近いほど、元の関係を気にするものです。
もし断られるようなことがあっても、今まで通り接することができるように心がけましょう。また待っている間も、なるべくならいつも通りに接したほうが相手は楽でしょう。
断る理由を考えている
あまり考えたくはないことですが、残念ながら断る理由を考えている、というパターンもあります。
たとえば面と向かって告白をした場合、断ると心の中で決まっていても、目の前に相手がいると断りづらい…という人もいます。傷つけるのが嫌で、すぐに断って傷つく姿を見たくないのです。
こちらとしては、後からにしろすぐにしろ、断られたら傷ついてしまうものではありますが。
そういう人は、少し期間を置いて気持ちを落ち着けた上で断ろうと考えています。残念ながら断られてしまうという結果にはなってしまいますが、裏を返せばそれだけ大切にしてくれているということ。なるべく前向きにとらえていきましょう。
また相手を傷つける…というほかにも、今後の関係などを気にして悩んでいる人も多いです。
とくに相手が同じ職場の人間や、共通の友人が多かった場合、今後も深い絡みが予想されます。職場の同僚であれば顔をあわさずにはいられませんし、場合によっては周りにも気を遣わせてしまいます。そうなると二人だけの問題ではなくなってきてしまうのです。公になっていってしまうと、お互い気まずくなってしまいますよね。
こうして振られてしまった場合も、相手に気を遣わせないように、いつも通りに接するようにしましょう。
もしかしたら、これだけ自分のことを考えてくれる相手。これからもチャンスがあるかもしれないので、時間を置いて気持ちを切り替えて再アタックしてみるのも悪くないです。その振る舞いを見て、見直してくれるかもしれません。
参考過去、断ったことによって何かしらのトラウマを抱えている、という人もいます。
人によっては断ったことで激昂する人や、悪い噂を流すような人もいます。そういう人間じゃないとアピールするために、断りを入れられた時であっても、「気にしないで」と優しく返しましょう。
そういう人に強く口調で「待たせておいて」と責めるようなことをしたり、「なんで?どうして?」としつこく聞くのは厳禁です。
人間関係で悩んでいる
身近な人に告白して保留に成った場合は人間関係で保留にしていることも考えられます。
たとえば告白をした相手の友人が、あなたのことを好きだった場合。友人に「自分も好意を抱いている」と伝えていない場合、友人に「実は付き合うことになって…」と伝えるのは難しいことですよね。友達を傷つけることにもなりますし、うまく折り合いがつく方法を探すために保留している場合もあります。
ほかにも「実はあなたの友人が元恋人で」などというように、何かしらの人間関係で悩んでいるケースもあります。自分が知らないだけで、もしかしたら二人の関係の間には、知っている人がいるのかもしれません。
保留をして、一度人間関係をきちっと考え直してから返事をしてくれようとしているのです。
このケースの場合は人間関係の折り合いをつけてもらうしかありません。人間関係をよく気にしたり、気を配っているような人にはよくあるケースです。
恋愛をする余裕がない
あなたに好意があるものの、恋愛をする余裕がない、という場合もあります。
気持ち的なものもありますが、仕事が忙しかったり、家庭の事情があったりと、恋愛のことを考える余裕などがないのです。また今付き合ってもデートなどができない…と気を遣ってくれて保留をされる場合もあります。付き合ってすぐに忙しくて何もできない、となっては、お互い寂しいですからね。
普段忙しそうな場合は、ゆっくりと返事を待ち気遣ってあげましょう。もしかしたら相手は、何か大切な試験やプロジェクトなどを控えているかもしれません。
そっと応援しておきましょう。しっかりと相手のことだけを見て待っていれば、相手にもその誠意が伝わります。返答を急がせたりせず、相手が落ち着くまで待ちましょう。
「告白したら保留された」まとめ
告白を保留する、ということは、何も断れるというばかりではありません。あなたとの関係を大切にしているからこそ、今の関係を崩さないために悩んでくれている場合もあるのです。
適当に扱われているのであれば、このように悩んでくれることはありません。そう思うと、少しは待っている時間も心が安らぐのではないでしょうか?
相手に返事を急がせたり、どうして返事をしてくれないんだと怒ったりすることはなく、ゆっくりと時間を与えて余裕を持って答えを待ちましょう。自分がいくら悩んでも考えてもわからいことですから。
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