「老後は田舎でのんびり暮らしたい」「早めにリタイアして田舎に移住したい」なんて言われていたのはもう昔の話で、今では都心部に住んでいる若い世代でも「田舎暮らし」「地方移住」に憧れる人が増えているのです。
国や自治体も「地方創生」に力を入れ、後継者不足・人口減少に頭を抱えている地方に移住しやすいような支援制度がどんどん増えてます。
そして「田舎暮らし・地方移住」と「婚活」を組み合わせた支援制度も出てきております。
都会の婚活で疲れてしまった方は…この機会に「田舎ぐらし・地方移住」を考えてみるのはいかがでしょうか。
田舎ぐらし婚活・地方移住婚活が熱い!
少し前のデータになりますが、「日本経済新聞」の調査で実に半数近い47.3%の若者が「地方で暮らしたい」と回答したのたです。(参考:半数が「田舎で暮らしたい」、500人調査(若者、地方へ)日本経済新聞)
田舎暮らしに憧れる理由も様々あります。
「残業なしで、プライベートが充実」(30代前半、東京都の女性)「サザエさんのようなご近所環境」(20代後半、北海道の女性)「家庭菜園で自給自足。車も乗り回せる」(20代後半、兵庫県の男性)「100坪の敷地に庭も駐車場もある一戸建て」。
…実態はともかくとして、都会暮らしに疲れた若者が田舎暮らしに憧れを抱いているんですね。
こういった若者の趣向変化の流れも合って、各地方自治体も「地方移住」を呼びかけるべく婚活支援に力を入れているのです。
地方自治体の婚活支援サイト
調べると、ほとんどの地方自治体で婚活支援をしております。一部をご紹介いたします。
◆秋田県
あきた結婚支援センター
◆群馬県
ぐんま赤い糸プロジェクト(あいぷろ)
◆兵庫県
ひょうご出会いサポートセンター
◆高知県
高知県で恋しよ!応援サイト
また婚活支援企業も「地方婚活」「ふるさい婚活」と銘打って地方自治体とも連携した婚活サービス提供しているところもあります。
このように、「田舎暮らし」に憧れる若者が増え、国・自治体が少子化・地方活性化対策の一環で考えた「婚活支援」を合わせる流れで、最近は「田舎暮らし婚活」「地方婚活」が熱くなってきているのです!
地方によって未婚率の差がある!
田舎ぐらし婚活のメリットは他にもあります。
地方によって男女の未婚率の差があるのです。これは2010年の国勢調査をまとめたデータです。このデータによると男女・都道府県で未婚率の差があるのがわかります。
◆都道府県別30代男性未婚率ランキング
◆都道府県別30代女性未婚率ランキング
出典・参考サイト:新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]
東京の未婚率は別格として、男性は「埼玉」「神奈川」「茨城」で未婚率が高くなっています。女性は「京都」「福岡」「大阪」で未婚率が高いので、男性があまっている県・女性があまっている県にそれぞれ未婚の男女が移住すればモテる可能性があがるかもしれませよ。
「田舎暮らし」「地方移住」を考えている人は、こんな未婚率データも参考にして見てははいかがでしょうか。
補足:日本を飛び出して世界で婚活する人も!
更に日本で婚活がうまく行ってないなら日本を飛び出して世界に進出する、っていうのもいかがでしょうか。
国によっては日本人というだけでモテる国もありますよ。
婚活のため韓国へ移住
東京に住んで婚活に励んでいた30代中盤の女性です。「もう日本には私を希望してくれる未婚男性はいない」と言い残して、お隣の韓国へ婚活目的で移住。韓国に住み韓国で仕事をして1年、先日無事に付き合っていた年下韓国人男性からプロポーズされ結婚を決めました。
シンガポール支店へ転勤
海外進出している企業に勤めている30代女性。日本で婚活をしていたのですが「今、日本国内で私が結婚を希望するような男性は、みんな結婚しているから、私は世界に結婚相手を探しにいく」と言い、シンガポール支店への転勤を希望し移住していきました。今はシンガポールで新たな出会いを求め婚活に励んでいるようです。
世界は極端ですが、現在の都会での婚活に閉塞感を感じている人は、「田舎暮らし婚活」「地方移住婚活」も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
各自治体で支援制度がありますので、ご覧になってくださいね。